中古マンションの床暖房を撤去したい!費用がいくらかかるのか

リフォーム

私たちが購入した中古マンションには床暖房がついていました。

築20年ちょっとのマンションの設備だったのですが、どうやら売主さんは何年も床暖房を使ってないらしい。。

うちからしたら使えるか使えないかわからない設備は正直必要ありません。

むしろ残しておくことで後々トラブルになるくらいならとっぱらってしまいたい。

撤去の方向でリフォームを考えていましたが、事例が少なく困ってしまいました。

この記事では、私たちの床暖房の撤去について調べたことや、実際にリフォームを手掛けてくれる工務店さんとのやり取り、かかった費用や問題点などシェアします^^

古い床暖の取り扱いに困ってる方は是非参考になさってくださいね!

床暖房撤去の費用と時間の目安

床暖房の撤去の費用を調べたところ、フローリングの下に敷き詰められている設備をはがすだけで(ネットでは)10万以上はかかるとありました。。。

床暖房が敷き詰められてる面積にもよりますけど大きいですよね。

それ以外にも床暖房を撤去するために、フローリングをはがし、さらに新規でフローリングを貼る費用もかかります。。

どちらか一方だけ使いまわすのは技術的には難しいようです。

フローリングの素材にもよりますが、「撤去→張替え」の場合は、何十万という単位で考えておいた方がいいと思います。

リフォーム業者さんに聞いてみたところ、本格的に撤去となると、フローリングの張替えもあるので、工期も長くなるし大変だといわれました。

また、新規で床暖房をいれる場合は設備代もかかります。

床暖房用のフローリングは通常のフローリングよりもお値段が高い・・・

撤去にしろ、設備を入れ替えにしろ費用はかさむのです。

中古マンションの床暖房はリフォーム&リノベーションで取り扱いがしにくいなぁというのが正直な感想です。

ちなみに、床暖房の寿命は一般的に約30年と言われています。

そうなると、築20年、30年の中古マンションだと購入した時点ですでに寿命ですよね。

ですので、いつ壊れるかわからない設備なので思い切って撤去をしたいと考える方が多いようですね。

うちもそうでした。

個人的には売主さんに(聞けるなら)、床暖房の不具合はないかを聞いて、不具合がある場合は価格交渉の1つの材料(お値引きのお願い)にもっていってもいいかな〜と思います^^
フローリングがさほど痛んでいないのなら、壊れるまで「床暖房込み」で、そのまま使うというのも1つの選択だと思いますよ^^
その場合は床暖房の光熱費などのランニングコストには注意しておきたいですね!

撤去方法について

もし撤去するとなった場合の選択は以下のとおりです。

    • 床暖を撤去、そしてフローリングも張替え
    • 床暖を温存してフローリングを上貼りする(水を抜くのと栓を止める)

フローリングをひっぺがして、その下の床暖も撤去、そして新しく自分の好みのフローリングに張り替えるのが一番すっきりしたリノベーションですね。

費用もかかり工期も長くなります

床暖房の器具が接着してるので、それをはがすのがかなり大変だそうです。

もう1つのやり方として、床暖をそのままにして上からフローリングやクッションフロアを貼る「上張り」という方法があります。

費用も工期も短縮できるやり方です。

リフォーム代を抑えるため、うちは上張りをリフォーム業者さんに提案してもらいました

厳密には撤去とは違いますが、下地のフローリングが痛んでいなければできるやり方だそうですよ。

ただし、上からかぶせてはるので多少の段差が出てしまうようです。。

もしバリアフリーの物件の場合、ほかの部屋との段差がでてしまうかも。

上張りの場合はリフォーム時に段差が起きないようにリフォーム業者さんに確認をしておく必要がありますね^^

ちなみにうちは床暖がはいっていたのはリビングでして。

リビングと隣接してる部屋の床のリフォームも合わせて行う予定でしたので、部屋と部屋の多少の段差ならうまいことわからないようにやれる、とおっしゃってもらったので上張りに決めました!

このあたりは、職人さんやの技術力によるのかもしれませんね

床暖房を撤去せずにフローリングを上貼りしてみた結果

上張りという方法は比較的費用も安かったですよ。
作業としては以下の通りでした。

    • 電源を切断する(操作パネルの撤去)
    • 床暖房の水抜きとガス栓を締める

操作パネルの撤去は、他の作業をあわせて出てる費用だったので、厳密にはわかりませんが、さほどかかってないと思います。

温水式の床暖房でしたので、「パイプの中の水を抜く」という作業と「ガス栓を締める」という作業で費用は3万円でした。

クッションフロアを上から貼ることにしましたので、その分の費用はかかってます。

また、キズがあるフローリングでしたが補修をすればまだまだ使えるそうで(リフォーム業者さん談)

もし上貼りもせずに、床暖房の機能だけ止めればOK!ということであれば、3万円で済んだはずです。

見積が出てきた段階で、かなり安くて驚きでした。

今、築24年目のマンションなのですが、フローリングの床自体がダメになる頃には、今回リフォームで上に張ったクッションフロアの寿命でしょう。

うちはその時にもう一度、どうするかを考えるつもりです。

おそらく二十年、三十年先のことだと想像してるので、床暖の件は上張りで良し、としました。

今の段階では他に予算を回したいのです。

ネットだけの情報では少し不安でしたけど!「状況的に問題ないと思いますよ」と専門の業者さんに現場を見て言ってもらえたので良かったと思ってます。

さいごに

床暖房の撤去は(面積にもよりますが)かなりの金額がかかります。

きっちり現場を調査してもらえば、工期や費用の面で折り合いのつく方法がありますので、不安に感じる方は一度、専門の業者さんに相談してくださいね!

リフォーム業者さんによっても得意、不得意がありますし。

技術力の差もありますので、見積が高額だったり、対応できない、と言われたときには合い見積もりをとってみてくださいね。

上から貼る素材もフローリングやクッションフロアという方法だけではなく、フロアタイルなど、いろいろありますよ!

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